最新技術への取り組み NEW TECHNOLOGY
革新と品質を追求する私たちの技術は、国内外の企業に選ばれています。
系統用蓄電所
千葉県に設置された高圧系統用蓄電池の現場にて、クライアントから工事会社への発注手配をはじめ、基本設計、工事中の設計監理、通信機器(アグリゲーター接続)などを包括的に支援。写真は、施工完了後の消防検査の様子です。現場ごとに異なる仕様や要求に対応しながら、確実な実装へとつなげています。
実証試験サポート
ペロブスカイト太陽電池の開発企業と連携し、公共建築の特殊屋根面における設置工法の確立と実証試験を担当。施工には、2025年1月に当社が特許を取得した「シート型太陽電池モジュールの施工構造」を採用いただきました。設置だけでなく、電気系統の測定設計や通信系統の実装設計にも対応し、次世代太陽電池の社会実装に向けた支援を行っています。
LED表示装置
道路建築ゼネコン様からのご依頼により、路面設置型の太陽電池と連動する自立式LED表示装置の施工を担当。本体は、パートナー企業・株式会社東和技研製の「SolVista」。SolVistaは、約20年前に当社代表・土田が同社と共同開発した製品で、現在は再販・設置・改良開発を含めた業務提携のもと展開しています。発電量・気温・CO2 削減量などをリアルタイムに可視化することで、『環境貢献を“見える化”』し、地域社会の環境意識向上に貢献しています。
発電試験・測定
両面受光型の太陽電池モジュールの下に敷設する各種反射防草シートの発電効果を比較検証。防草シート3種類と人工芝(非反射)を条件別に設置し、照度・温度・電流をセンシング。取得データはデータロガーで記録し、当社技術顧問・平木博久(元大阪大学招聘准教授)による解析を経て、防草シートメーカー様へ評価レポートとして提供しました。シート選定による発電量最適化の可能性を可視化し、再エネ現場における資材選定の高度化に貢献しています。
海外太陽電池メーカー技術交流
中国のCIGS太陽電池モジュールメーカーの工場にて、技術ミーティングを実施。当社代表・土田は10年以上にわたりシート型CIGS太陽電池の設計・施工に携わり、現在も施工に関する特許を保有しています。その経験をもとに、国内外の特殊モジュールメーカーとの技術交流を重ねながら、海外製モジュールの調達・導入サポート・施工設計支援まで一貫して対応しています。ニーズに応じた最適な製品選定と、導入現場での技術適合性の検証を強みとしています。
HJT(ヘテロジャンクション)推進
中国最大手のHJT太陽電池モジュールメーカー・HUASUNが東京で開催した技術発表セミナーにて、当社代表・土田が登壇。HJT(ヘテロ接合)モジュールの構造的特性や発電性能ならびに日本市場における気候条件・設置環境を踏まえた活用法について講演しました。メーカー側の製品理解を深めつつ、現場視点に立った最適な設置計画と普及の方向性を提言。再エネの未来を切り拓く次世代技術の実装を、言葉と技術の両輪で支えています。